鹿児島市中央卸売市場 青果食品協同組合

くだものの店 カコイ 鹿児島一のくだもの贈答品の暖簾を守りつつ、一番いい品、間違いのない品をお客様に提供

くだものの店カコイ

「創業する前は、東京でタクシーの運転手をやっていました!」 
  鹿児島市の下伊敷にある「みやストアー」の店主宮里孝一郎さんが青果物と食料品を扱う小さなストアーを開業したのは、近くの薩摩団地が出来たころの昭和40年。

みやストアー店内以来、薩摩団地の入り口のところにある「みやストアー」は、団地とともに40年間の歴史を刻んできた。

「それ以前は、熊本でお菓子の製造をしている伯母を7年間ほど手伝い、鹿児島で家内と結婚後、まだ乳呑児だった娘とカミさんともども上京。東京オリンピックが開催された昭和39年のころまで、東京で7年間ほどタクシーの運転手を勤め、共稼ぎで創業資金を蓄えました!」と、店主孝一郎さんは語る。

宮里さんが30歳を過ぎたころ、「当時のお金で100万円くらいの蓄えが出来、鹿児島市にUターンし、田上の建売を購入後しばらくして売却。その資金で現在の敷地を購入し、弟が小さな青果・食料品店を敷地内に作ってくれまして、1年間ほど営業しました。その後、ストアーとして3回ほど店舗の建て増しを重ね、40年間かけて現在の店構えになりました」とのこと。

みやストアー店内

「あのころは、店舗改築の為、3500万円くらいの借金をし、本当に返せるかどうか、不安が募る日々でした!」と、苦労した当時を語る店主孝一郎さん。

現在は、ご夫婦で朝5時に起床し、店主は東開町の青果市場へ小売り・納め物用として青果物を仕入れに出かけ、そして奥様は小売用として、城南町の魚類市場や食肉の仕入れを担当。

売上構成は3割が納め物、小売りが7割を占めるとのこと。また、青果物の売上の8割が野菜、2割が果物。

みやストアー店内

近くの薩摩団地の歴史とともにストアーの営業を続けながらも、県道沿いに店舗があるため、車での通りのお客様も大事な顧客とのこと。

薩摩団地や地元住民の方々の高齢化に伴い、青果物と同じくらいに自家製の惣菜の売れ行きが良く、いまでは「みやストアー」には欠かせない定番商品となっている模様。

店主、曰く「納め物は現在、青果物と食料品専門で営業展開中。朝は9時ころから夜9時頃まで営業し、夜は11時ころ就寝。午後4時ころ、夫婦で休憩や軽く食事をした後、1時間くらいの仮眠を取り、夜の仕事に備える毎日です!」。

昭和10年代前半生まれで、70歳代前半のご夫婦が現役で、それぞれ早朝の各市場での仕入れから夜のストアーの営業まで、日々笑顔で担当しておられることに、筆者も頭が下がる想い!

店主宮里孝一郎さんと奥様

店主の元気の源はと問えば、「昔はソフトボールをしていましたけど、今は毎週金曜日にやるボーリングですね。30~40名くらいで試合をするが楽しみの一つです。あとは毎週休日の日曜日に、車に乗って夫婦で行く温泉三昧が、健康の源です。それより、夫婦ともども毎日、それぞれ市場に出かけることが、一番の健康の源かも!」。

「薩摩団地や地元の人々も高齢化し、食事が薄くなって、昔のような商いの勢いはありませんが、車で通るお客様のための惣菜などの品揃えに気を配るなど、ストアーもお客様の高齢化対策を迫られています。本当に必要な品揃えを充実させ、しっかりお客様のお役に立てればと思います。娘が跡を継いでくれればいいのですが・・・」と笑う店主孝一郎さんと、蔭でしっかり店主を支える奥様に、益々エールを送りたくなった次第!

 

 


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